プレスリリース
2024年4月16日
株式会社テリロジー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鈴木 達、以下「テリロジー」）とアイティーエム株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：河本 剛志、以下「アイティーエム」）は、テリロジーが国内で販売するSumo Logic社の次世代クラウドSIEM（注1）のマネージドセキュリティサービス、以下「MSS」を2社で共創し、2024年4月1日より提供開始したことをお知らせいたします。
注１）SIEM（Security Information and Event Management）は、セキュリティ機器などのログデータを収集し、サイバー攻撃やマルウェア感染などの脅威をリアルタイムに自動で検出し、通知する仕組み。近年、サイバーセキュリティを取り巻く環境は、リモートワークの定着による環境の変化やデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進により、クラウドへの依存度が高まる一方で、サイバー攻撃の脅威も日々増大し続けています。
このような状況の中、企業では各団体のセキュリティガイドラインに沿って、多くのセキュリティ対策サービス（SWG/SSE、認証、EDRなど）の導入が進んでおります。しかし、各製品のセキュリティアラートを個別に対処するだけでは、効率的かつ迅速なインシデントレスポンスが困難であるため、SIEMを活用した対策が求められています。
Sumo Logic社の次世代クラウドSIEMを導入することで、各セキュリティ製品のログを取り込み長期保管し、インシデント発生時の調査に活用できることに加え、Sumo Logicが標準で実装する脅威検知ルールを用いて、アラートの検知からEntityを使用した自動相関分析を行い、対処が必要なインシデント（Insight）を自動で検出することが可能です。過去にSIEMを導入したものの活用が進んでいなかった企業にとって、Sumo Logic社が提供するSIEＭは最適なツールです。
しかしながら、ITやセキュリティに精通した人材の不足が、どの企業においても課題となっています。この課題を解決するため、この度、Sumo Logic社の次世代クラウドSIEMの販売に加えてMSSを提供することで、サイバー脅威の検出を迅速化し、インシデント対応の支援までを含めた一気通貫でのソリューション提供を可能としました。
テリロジーが提供するSumo Logic次世代SIEMのMSSは、Sumo Logicが自動で相関分析を行い検出したインシデント（Insight）をテリロジーおよびアイティーエムのセキュリティアナリストがお客様に代わって、監視・分析し、対処が必要と判断すればお客様の担当者に連絡を行い、インシデント対応を支援させていただくサービスです。その他には、アラートのチューニング支援、レポート作成等もご提供いたします。
テリロジーとアイティーエムは、テリロジーが取り扱うクラウドセキュリティソリューションとサイバーセキュリティに関する技術力とアイティーエムがMSPサービスで培った24時間365日のシステム運用オペレーションの知見を融合し、今後も様々なセキュリティソリューションのMSS立ち上げを予定しており、その第一段として、今回Sumo Logic次世代クラウドSIEMのMSSを提供開始いたします。
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