日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡村 昌一)のグループ会社であるエヌシーアイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 晃秀、以下、エヌシーアイ)は、ソフィアメディクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田口 仁、以下ソフィアメディクス)の医療ITクラウドサービス「KARTE.CLINIC」のインフラとして、エヌシーアイが提供するプライベートクラウドサービスZETA Cloud Private(ゼタクラウド・プライベート)が採用されたことを発表します。
ソフィアメディクスのKARTE.CLINIC事業は、「かかりつけ医」である診療所・小規模病院が、高度な専門性をもつ地域中核医療機関や介護事業所と連携した医療サービスを、効率的・効果的に役割を発揮できる情報基盤の提供をコンセプトとしています。「KARTE.CLINIC」は、診療予約、電子カルテ、オーダリングシステムなどの医療ITシステムをクラウドサービスとして無料で提供する医療クラウドサービスです。地域医療連携における医療情報の相互保管・閲覧、スマートフォンアプリケーションを通じた個人向け健康情報管理、また、厳正に匿名化された情報を分析加工したうえで、多様な医療関係者に分析データとして提供するサービスを行っています。
【KARTE.CLINIC】 https://www.karte.clinic/
今回採用されたエヌシーアイのプライベートクラウドサービスZETA Cloud Privateには、医療ITクラウドサービスのインフラとして最適な以下の特長があります。
【ZETA Cloud Private(ゼタクラウド・プライベート)】 http://www.nisshoci.co.jp/zetacloud/
※3省4ガイドライン・・・医療機関が民間事業者に委託して診療データの外部保存を行う場合には,医療機関やそれを受託する事業者は厚生労働省,経済産業省,総務省の3省が出している以下の4つのガイドラインの遵守が求められています。
※VMHA・・・HyperVisor(ハイパーバイザー:サーバーなどのハードウェアを仮想化するためのソフトウェア)のダウン、及び物理故障時に自動的に他のHyperVisorへ仮想マシンを再配置することによりサービス継続を実現する機能。
ZETA Cloud Privateの採用にあたってソフィアメディクスからコメントをいただいています。
ソフィアメディクスは電子カルテシステム「KARTE.CLINIC」をクラウドサービスとして提供するにあたって、その基盤としてエヌシーアイのZETA Cloud Privateを選択しました。医療情報の取り扱いで遵守すべき「3省4ガイドライン」をクリアし、安定稼働はもちろんのこと、今後のスケーラビリティにも十分に対応が可能であるとともに、医療分野での豊富な経験を有しているエヌシーアイの情報力も高く評価しています。 今後も、医療ITサービス普及に向けたビジネスパートナーとして、連携しながら高品質なサービスを提供していきたいと考えています。
ソフィアメディクス株式会社
代表取締役社長 田口 仁
エヌシーアイでは、これからも医療情報の電子化や、医療ITのさらなる活用と医療データの安全な管理、運用に貢献したいと考えています。