プレスリリース
2014年11月17日
双日グループであるエヌシーアイ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：橋本晃秀 以下、エヌシーアイ）と、日商エレクトロニクス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：河村八弘 以下、日商エレ）は、双日株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：佐藤洋二 以下、双日）とともに、政府官公庁や企業に向けたサイバーセキュリティ事業に本格参入します。
エヌシーアイは、本年11月末にサイバーセキュリティ専門のエンジニアを配置した「セキュリティ・オペレーション・センター（SOC）」を設立します。 また、サイバーセキュリティに関するコンサルティング、システム構築支援サービスを提供している日商エレと連携し、システムの運用代行サービスや、24時間体制で専門エンジニアが監視・運用と情報分析を担う「マネージド・セキュリティ・サービス（MSS）」を提供します。さらに、政府官公庁が取り組むサイバー攻撃対策や、企業独自のプライベートSOCの構築と運用の支援も行います。
エヌシーアイと日商エレは、主に官公庁やインフラ系企業へ高度なサイバーセキュリティソリューションを提供している双日とも連携することで、双日グループ全体でセキュリティシステムのコンサルティングから設計支援、システム構築、監視・運用・分析までをワンストップで提供できる体制を整えます。
インターネットの活用が必須となった昨今、巧妙化するサイバー攻撃は従来の防御手段では対処できず、社会問題のみならず政府間の国際問題へと発展し、企業経営をも左右する重要課題となっています。双日グループとして先進のサイバーセキュリティソリューションを組み合わせた万全な対策をお客様に提供していきます。
エヌシーアイによるSOC設立及びMSS提供開始にあたり、以下の企業様よりコメントをいただいています。
ファイア・アイは、エヌシーアイ、および双日・日商エレクトロニクスによるサイバー攻撃対策向け事業への本格参入を心より歓迎いたします。
未知のマルウェアによるゼロディ攻撃や標的型攻撃等の最新のセキュリティ脅威への対策プラットフォームであるファイア・アイ製品群と、17年に渡るシステム運用ノウハウと豊富なセキュリティ対策経験を持つエンジニア／アナリストのインテリジェンスを融合した、エヌシーアイの次世代型SOCによるMSSサービスは、企業のセキュリティ防衛の新たなスタンダードを提案していくことと確信いたしております。
ファイア・アイ株式会社
カントリーマネージャー 茂木 正之
マクニカネットワークスは、エヌシーアイ様によるサイバー攻撃対策事業に携わることが出来ますことを、たいへん光栄に存じます。
攻撃者がセキュリティをすり抜けるために高度かつ多様な手段を講じてくる今日において、システムの選定・導入だけではなく調査や対処といった運用面での対策が必要となってきています。
長年にわたるシステム運用実績を持たれるエヌシーアイ様が本事業に参入されることは、多くのお客様のサイバーセキュリティを強化する上で非常に有効なものになると確信しております。弊社はこれまで培ってきたサイバーセキュリティへの知見と幅広い製品ラインナップを本事業に最大限活用すべく、今後もエヌシーアイ様との協業体制をより一層強化していく所存です。
マクニカネットワークス株式会社
代表取締役社長 宮袋 正啓
http://www.nisshoci.co.jp/security/